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駅長について

元々「駅長」とは、古代の律令制における官道の「宿駅」の長の事を指した。菅原道真が「駅長莫驚時変改 一栄一落是春秋(駅長驚くことなかれ 時の変わり改まるを 一栄一落、これ春秋)」という漢詩を読んでいるが、これは藤原時平の陰謀によって失脚し、大宰府へ流された道真が、流されていく途中で立ち寄った宿駅の駅長の同情に対して答えたものである。駅長(えきちょう)とは、鉄道駅における最高責任者・管理者である。 国土交通省令である鉄道係員職制によれば「駅長は、運輸長の命を受け、駅務を統括し、構内の秩序を保持し、その所属係員を監督する」鉄道係員である。
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JR(旅客鉄道会社・旧国鉄)においては駅長室のある方からプラットフォーム(いわゆるホーム)を1番線と名付けた。また駅構内における運転取り扱い業務(分岐器の転換や場内信号機・出発信号機の信号現示など)も本来は駅長が行うが、大規模駅では駅長1人での操作は到底出来ないので、駅長に代わってこの業務を行うことを命ぜられた駅員も駅長と呼ばれる(この場合の駅長は、役職名を指しているのではない。社内では当務駅長と呼ばれる)。またローカル線の駅で、業務を外部に委託している駅では、駅長にあたる人を駅務長と呼ぶ場合もある。このようなローカル線では、近年のCTCの普及により、全国的に無人駅が増加しているため、複数の駅を一つの管区として一管区に一人の駅長が配置される。この場合の職名は管理駅長と称される。私鉄(民鉄)の場合も同じように、通常全駅に駅長がいるわけではなく、主要駅にのみ配置されていることが多い。この場合、複数の駅を一人の駅長が管理する。小田急電鉄などはさらに細かく、「○○管区○○管内」と称して、その管区の中での各駅の管理駅が決められているような事もある。この場合の職名は鉄道事業者により異なるが、管区長と称している会社もある。その下に駅長がいる場合もあり、一概には言えない。
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